Windows10アップグレードとカスペルスキー2015
2020/06/23
自宅PC1台だけWindows7から10にアップグレードしてみました。
OS自体のWin10へのアップグレードは、問題なくスムーズに完了したのですが、
アンチウイルスソフトのカスペルスキー2015が、Win10にアップしたら、起動しなくなる不具合と、定義データベースのアップデートができなくなりました。
その他、Win7時に暗号化していたファイルへのアクセスが出来なくなるというトラブルが発生しました。
カスペルスキー2015については、最新バージョン15.0.2.361(c) へ事前にアップしておかないとWin10アップグレード時に、削除されてしまうとアナウンスされていたので、アップデートし対応済みでした。
一部の機能に制限はあるものの、Win10対応済みとカスペが告知していたので、多少は、安心してアップグレードしたのですが、不具合連発とは・・・
Win10アップグレード後のカスペ不具合と対処方法
Win10アップグレード後の不具合
■カスペルスキーの起動不能
■カスペルスキー定義データベースのアップデートが出来ない。
■Win7時に暗号化したファイルにアクセス出来ない。
カスペルスキー2015不具合の対処方法
カスペルスキーの不具合対処方法ですが、Win10へのアップグレード後のカスペ起動不能は、最新版を再インストールすることで解消しました。
その後、各設定をし定義データベースのアップデートをしたら、フリーズしたわけでもないのに、いつまでも0%のままダウンロードしない状態。
この不具合の対処方法は、特別なにもすることなく、他ソフトウェアのインストールのため再起動を繰り返していたら、いつの間にか不具合が解消されていました。
カスペの定義データベースへのアクセスでも集中していたのでしょうか?
ネットでは、チラホラとWin10アップ後、カスペがアップデート出来ない不具合が出てるなんてカキコミがありましたが、対処方法は見かけず。
不具合が発生した原因は不明のままですが、PCを何度か再起動かけただけで、今は、機嫌良く動き、以前と変わらずアップデートもスキャンもされています。
Win7時代の暗号化ファイルへのアクセス不能
Win7の時に、一部のファイルを暗号化していたのですが、そのままWin10にアップグレードしたら、ファイルを開くことが出来なくなりました。
今、考えれば、あたりまえの事だったのですが・・・
対処方法は、Win7で暗号化した際にバックアップしておいた回復キーをWin10にほりこんだら、簡単にアクセス出来るようになりました。
キーのバックアップを取っておいたので対処出来ましたが、もしバックアップもなくWin7もしくは8で、フォルダやファイルを暗号化している場合は、Win10アップグレード前に、必ず暗号化を解除しておいてください。
これをせずに、アップグレードしてしまうとフォルダやファイルへのアクセス権限がありません。とWindowsに言われてしまいますので、ご注意ください。
Windows10へアップグレードしてみて
使用PCスペック
Intel Core2Duo
CPU:E8400 3.00GHz
RAM:4.0GB
見てのとおりPCスペックは、非力丸出しですがWin10アップ後も機嫌良く動いていてくれます。
電源を入れてからの立ち上がりは、Win7の時より速くなったように感じます。実測はしていないので、あくまでも体感でですが。
今後のWindows10ですが、1年間は無償アップグレード可能ということですが、あのマイクロソフトさんが無料配布ですよ。
シェア数を上げておきたいのか、OneDriveなどのクラウドで収益をあげるのか、アップデートを有料化なんてことにするのかは、わかりませんが、どうなっていくのか、ちょっと目が離せないような・・・
Win10へのアップグレードをした後、元のOSバージョンに戻せるのは、アップグレード後、1ヶ月以内ですので、Win10が気にいらね~って場合には、お早めに対処されてくださいね。
私は、無償アップグレード版Windows10使えるとこまで使ってみようかと、だけど他のWin7機は、サポート期間が終わるまでは、そのままでいこうかなと思っています。
無償のWin10の再インストールやクリーンインスト-ルはどうなるんだろう?そんな疑問、心配がうまれますよね。
再インストに関しては、マイクロソフトサポーターがコミュニティで回答されていますので、下記のリンクから確認してみてください。